最近、IKEAでも売っているハニカム断熱ブラインドですが、本当に効果あるのでしょうか?
いまいちわからないんじゃないの?どうなの?ってことで、事務所に付けて実験してみました。
実験内容:
事務所入口にハニカム断熱ブラインドを付けて、サーモカメラで熱画像を撮ってみた。
使用したハニカム断熱ブラインドはPVソーラーハウスの45ミリダブルハニカムです。
入口のサッシはアルミサッシ+真空ガラススペーシアです。
室温24.7度 湿度58%
蜂の巣状(ハニカム)の構造のブラインドで、このハニカム状の空気層で断熱をします。
簡単に設置ができ、断熱・省エネ効果を手軽に実現できる省エネブラインドです。
赤外線サーモグラフィは、対象物から出ている赤外線放射エネルギーを検出して、見かけの温度に変換して、温度分布を画像表示できます。
ついに自社で購入しました。
実験時の事務所は、室温24.7度 湿度58%
ちょっと、室温湿度共に高めです。
入口の引戸にハニカム断熱ブラインドを下ろして撮った写真です。サーモカメラで見ると下側には冷気が入ってきているのがわかるので
ハニカムブラインドには気密性がないのが分かっていただけると思います。
画像はありませんが、正面から画像を取ると両サイドからも冷気が入ってきているのが分かります。
そしてもう一つ、壁には断熱材が入っていますが、当事務所の場合は壁よりもハニカム断熱ブラインドを下ろした窓の方が暖かいようです。真っ黒に写る最低温度を16度に設定してあるので水色に写っているところでもそれなりに暖かいですよ。
では、ハニカム断熱ブラインドを少し上げてみるとどうでしょうか??
ちなみに当事務所のガラスは、真空ガラススペーシアですが、フレームはアルミなので悲惨な状態です。
わかっていてもサーモカメラの熱画像で見ると余計に寒くなります。アルミサッシの下側からの冷気が半端ないです。
窓際で寝ていると寒いのは、下からの冷気が原因かもしれませんよ。
室温24度、湿度58%ですので、露点温度は15度位です。
もちろんアルミフレーム部分にはびっしょり結露してます。ガラスも真空ガラススペーシアでなければ結露していたでしょう。
ハニカム断熱ブラインドは効果大です!窓の寒さ対策にはかなりおすすめです。
ただ効果が有りすぎる為、窓(サッシ、ガラス共)の性能が低いと結露が増える可能性があります。
おそらく一枚ガラスのアルミサッシに施工すると・・・。
「ハニカム断熱ブラインドを付けるとめちゃくちゃ暖かくなったよ!でも、すごい結露だね」
っとなると思いますので、窓の性能を内窓を施工する、ガラスを交換するなどの対策と合わせて考えることが必要だと思います。
見た目は綺麗ですし、断熱性能も高いハニカム断熱ブラインドはおすすめです。
カーテンの買い替えをお考えの方は選択肢の一つに是非入れてみてください。
ヨネダ商店で施工も、もちろん可能です。